今月で減量を本格的に開始してから半年程経った。食事管理に加え、筋トレを習慣的に行ってきた為か、体脂肪量と除脂肪体重は凡そ2:1の比率で減少し、2年前の健康診断時における水準の体重を取り戻すに至った。周囲の人からも「痩せたな」とか「顔がシャープになった」等と言われ続けてきたので、まあ成果が見た目に現れているのは間違いないだろう。
とはいえ、ここ数か月は停滞期に苦しめられっぱなしであった。これを打破するために、10月は前半にチートデイ、後半にリフィードを取り入れたのだが、想定したほどの成果は出なかった。そこで11月は、前半2週間は減量を中止し、その後の2週間は普段の減量食に戻すという戦略を取った(筋トレはいつものペースで実行)。
結果として、『やっと正解に辿り着いた』という実感が得られる程度には体脂肪量を減らすことが出来た。9月頃に味わった様な、あのどう足掻いても脂肪が減らない苦しみがまるで嘘であったかの様な減り方だった。以下に先月の体組成の推移についてザックリ述べておこう。
11月の2週目は、現状維持を前提とした食事を行う最初の一週間であったわけだが、この週は体脂肪量が僅かにであるが減少した。その為、まだ摂取カロリー量が消費カロリーに追い付いていないので無いか?と考えた自分は、次週はさらに10%摂取カロリーを増やすことにした。悲しい事に、今度は体脂肪量が若干増えてしまった(除脂肪体重は減っている一方でだ)。迂闊にカロリー上限を引き上げるのは不味いなと少し反省して、減量休止期間を終えた。
そして、減量を再開した後の2週間は、一言で言ってしまえば『3歩進んで2歩下がる』ペースで体脂肪量が減っていった。2週間で2kg分の減少であったため、単純に体組成計から読んだ値を計算すれば、体脂肪1kgが7200kcalとして1000kcal/日のペースで体脂肪が燃焼したという事になる。一方、除脂肪体重の方は目立った変化はなかった。
無論、家庭用の体組成計で測って得た結果だから、本当に2kg分の体脂肪が減ったとは考えてはいないが、それでも減量開始時の感覚が戻ってくる程の手応えは感じられた。結局、体の栄養状態を騙すためには、自分の場合はそれなりに時間を掛けてやらないと駄目なのだという事は分かった。
さて、現在は再び2週間の減量休止期間に入り、糖質や脂質をモシャモシャ摂っている訳だが、今度は勝手にカロリー上限を引き上げないように気を付けて過ごしてみよう(たまのリフィードは行ったりするけども)。
それにしても、ここの所の減量によって手足の立体感は結構増してきたのだが、願わくばもう少し体幹の痩せる割合が高くなってもいいのよ、とは思う。もちろん、体幹の方も当初よりは締まってきたのだけれど、それも月日を重ねてやっと分かる程のペースだ。減量の地味さ、シビアさを噛みしめる。