少し前に、ゲーム『Doki Doki Literature Club』をクリアしたのだが、ヒロインのMonikaが例の空間の中で話していた内容の中で、特にインターネット依存に関する言及が頭の中に今でも強く残っている。去年半ばまでは自分も同種の悩みを抱えていて、何か作業しなければならない時でも漫然とネットサーフィンを続けてしまい、気が付けば休日の陽が暮れて後悔するという流れを延々と繰り返していた。しかし、対策を練る事で大分状況は改善していった。
習慣依存対策
やった事はとても単純で、ブラウザにブロッキングアドオンを導入したのである。普段使いのChromeには、この種類のアドオンは幾つか存在するが、とりわけ生産性の改善に大きく役に立ったのは『StayFocusd』である。特定のドメインへのアクセスブロックを時間帯で指定することができるので、自分は常に午前1時~午後7時の間はtwitter、Wikipedia等のよく読み入ってしまいがちなサイトを遮断するようにしていた。また一度登録したサイトのブロックを解除するには、それなりに手間と時間がかかるようである。
スマホの側は特にこの様なアクセス管理を行っていない為いつでも閲覧できる。しかし、そもそもPCが目の前にあるのにスマホを態々ずっと覗くのは煩わしさの方が大きいので、特にこちらの方は現時点で対策の必要性は感じていない。
また、時々見ているニュース系サイトに関しては、RSSリーダーに登録してそこからチェックする様にした。かつてネットサーフィンがブログの閲覧を意味していた頃は、この習慣は当たり前の物であったのだが、twitterが生活に深く入り込んでからは暫く途絶えていた。しかし、これも読むべき情報の選り分けを素早く行う為に復活させる事にした。因みに自分は『inoreader』を利用している。
そういう訳で、依存的な習慣を少しずつ変えていく事で、ネットサーフィンの仕方をある程度『脱臭』する事が出来た。
余談
ネット依存からは話がずれるが、Monikaの台詞には他にも身につまされる物が多かった様に思う。『短期的に誰かの反応を得られる何かに依存している人々の現状を放置すれば後々大問題が起こる』という旨の台詞も首肯せざるを得なかったし、寧ろあれらの言葉をもう一度読む為にDDLCを再びプレイしようかとすら思う。