ここ最近は本ブログの更新ペースが落ち気味である事について度々言及してきたのであるが、そもそも本ブログを開いた諸目的の中で最も大きい要素は、『Twitterでは中々言いにくい事を一まとめに述べる』事だった。つまり、Twitterでダラダラ長文を垂れ流したり、センシティブな話題に積極的に言及して観る物の心を意図せず乱してしまう事を可能な限り減らす為、専用の発言空間を作りたかったのである。
とは言え別に役に立つ内容を積極的に書こうとは意識して来なかった。むしろ何て事の無い、どうでも良さそうな内容をやや硬めの文体で書ければそれで良かったのである。役に立ちそうな内容というのは、その中で偶々そう受け取れる話題が湧きあがった時に書いてきただけに過ぎない(因みに最近は万年筆関連の記事がよくアクセスされる)。
だがここ暫くの間、平たく言ってしまえば物申したい事があまり無いのである。ブログを開設して以来Twitterでは、ふざけた内容のツイートばかりをする様に心掛けてきて現在に至るのだが、現在はそもそも『ブログが無ければうっかりツイ連投してしまいたくなる様な話題』に出会う事があまり無く、また偶にあったとしてもその気力が無くなってきている。いや正直に言ってしまえば、気になるニュース等は幾つかあるものの、内容がかなりセンシティブな内容であるが為に触れるのにやや怖気づく気持ちがあるのだ。ただただウンザリして、腫れ物扱いして終わりという様な所である。
そういう訳で、イベントや身近な出来事が乏しい等といった様にこれまで言及してきた視点以外から、ブログの更新頻度が減ってしまった理由をここで再確認した。何か面白い事を開拓したいと考えていても、ここ暫くは仕事が忙しくなり気味である状況もあって中々それも簡単ではない。
そうした経緯もあるのか、今自分がTwitterに求めている物が若干変質しつつあって、兎に角TLが『楽しく、平和的な内容に満ちている』事に固執する様になった気がするのである。特にハイクオリティなコンテンツを見たい訳でもなく、ましてやマウンティング的な内容を窺わせる物でもなく、ただ発信者の素朴でクスリと来る様な、ビールやブランデーを飲みながらまったり見れる牧歌的な内容だけに出会えれば理想だなと考える様になった。
こう言ってしまうと、本当に向き合わなければならない話題から逃げている様に映るかもしれないし、実際そういう所はある。しかし、ニュース等は他の場所から仕入れていて、都度考える事もあるのだから、何も態々Twitterの場でそういう内容に遭遇する必要はないだろうとも思う。ある意味これは自分の世界が閉塞してきている事の表れだろうか?
こうした一連の状況も、全てコロナ禍が起点となっている様な気がする。だが正直自分はこのコロナ禍に対し、彼是と複雑な思いを抱いている(ここでは詳しく言及しないが)・・・。